当所好相性の原田研
共同通信社杯や記念でも優出し、F1では優勝3回と当所戦では好成績を残している原田研太朗が中心だ。1月は小松島、和歌山記念の7走で6勝するなど、調子も良好で推せる要素は多い。濱田浩司、柏野智典と中四国勢は追い込み陣も充実。原田の仕掛けにしっかりと続いて優勝争いに加わりたい。
杉森輝大、植原琢也と2枚の機動型をそろえる関東勢も侮れない。杉森は昨年9月に落車はあったが、復帰後の経過は良好。植原もスピードあふれる自力戦が魅力で、昨年の当所記念でも準決勝で原田と好勝負を演じていた。追い込み型は河野通孝、朝倉佳弘で、茨城と埼京が2人ずつの構成だが、一枚岩で結束できるようなら強力なラインが完成する。
自力自在に高い総合力を誇る簗田一輝や追い込み型では実績ナンバーワンの成田和也は1月に落車した影響がなければ。展開に注文のつく坂本健太郎だが、まくりの破壊力は軽視できない。