勢いに乗る福永大
福永大智がV争いの中心だ。直近5場所で優勝4回と波に乗っている。カマシ、まくりのスピードは一級品。当地は初参戦で遠征の不利はあっても力で別線を制圧する。近畿の追い込み型が不在なら藤原誠が中近で福永と連係しそうだ。
北日本勢は115期の新鋭、小原丈一郎に佐藤雅春の機動型2枚看板で迎え撃つ。小原は12月佐世保のレインボーカップ・チャレンジファイナルで3着に入って2班に特別昇班を果たした。1、2班戦は4戦目の1月宇都宮で初Vを飾っている。佐藤雅は前期S級でもコンスタントに連にからんでいた実力者だ。小原の番手を回れるようなら勝機はグッと高まる。
南関勢は佐藤清之、植木和広とS降りの追い込み型が有力なV候補だ。スジの機動型は手薄だが、長い直線なら必ず出番はある。
多田晃紀、高津晃治、鳥生知八の中四国勢も軽視できない。