恩田淳が地元Vを目指す
S級で力を付けた地元の恩田淳平に期待したい。昨年7月小松島記念のブロックセブンでは、空いた内のコースを見逃さず、直線で鋭く伸びてVをゲット。その後も器用な組み立てで、随所に確定板入りを果たした。今期は1年半ぶりのA級戦も、初戦の西武園MNと宇都宮を連続で優出した。S級に上がる直前の18年前期は3Vを飾った実力者なので、ここも持ち前レースセンスでV争いをリードする。同じく地元の北村貴幸も、コンスタントに優出しているので要注意だ。他にも関東には、S降りの松田優一や1月防府で優出した金子周一郎など援軍がそろっている。
115期の伊藤颯馬と鶴良生の九州両者も見逃せない。伊藤は11月小松島で1、2班戦初優勝を飾っている。積極的な仕掛けで白星を連発していて、今シリーズも注目の一車だ。また、鶴も昨年後期は2Vを達成した実力で。、若手機動型が連係できれば強力なラインになりそうだ。
徹底先行の中野雄喜は、昨年11月伊東で初めてS級決勝にコマを進めると、12月向日町でも優出に成功した。短走路の当所なら、力の違いを見せつけてVに期待できる。
混戦なら、ベテラン萩原操の鋭脚に警戒したい。