宿口陽にV機到来
宿口陽一が地元Vに絶好だ。昨年後半戦は鋭いまくりを武器に勝ち星を量産。12月松山では吉田拓の番手を回って優勝している。ここも関東の主力が順当に勝ち上がれば、小林泰正の番手回りが濃厚。S級では初となる地元Vを狙う。小林は昨年6月のS級特進からすでに2度の優勝と着実に力をつけている。1月宇都宮で優勝するなど復調一途の芦澤辰弘にとっても関東の機動型が豊富な今シリーズはチャンスだ。
松坂洋平、福田知也の神奈川コンビも強力だ。松坂は昨年後半からの好調を維持して、今年も1月前橋でV発進。福田知也も調子上向きで、12月広島、1月立川と記念で連続優出している。
近畿勢は南潤、畑段嵐士に澤田義和と力のある選手がそろっている。南は近況苦しんでいるが、本来なら優勝候補筆頭といっていい機動型。着以上に動きがいい畑段や澤田は南の番手周りならチャンスがある。
また、北日本の機動型は手薄でも、差し脚快調な佐々木雄一の一発は軽視できない。