総合力高い山田英が軸
組み立てうまい山田英明が連の軸に最適だろう。昨年はビッグレースでの優参こそなかったものの、12月別府記念着、同月小倉着、1月宇都宮着と成績を高いレベルでまとめている。勝ちパターンである好位置キープしてのまくりでVをものにしよう。山田には西日本スジで堤洋が続くか。
先行力ならヤンググランプリ2019準Vの森田優弥が一番だ。1月和歌山記念は連日積極的に駆けて2着。勝ち星こそなかったものの、粘り強い先行で評価を高めた。関東の上位陣には追い込み型が見当たらないが、しっかりしたラインが形成されるようなら主導権を握って押し切りも。
野原雅也を稲川翔、南修二が援護する近畿勢も互角の戦い。最近はやや末脚が甘い野原ながらトップスピードの高さは相変わらずだ。好発進を決めれば近畿勢から優勝者が出る場面もありうる。
南関勢も堀内俊介、大塚玲の神奈川コンビに中村浩士とそろっている。動向には注意したい。