上野優の勢い重視
113期の上野優太がV争いをリードする。1・2班戦の優勝はまだ1回しかないが、直近5場所で準優勝3回。一戦ごとにパワーアップしている印象だ。今シリーズはS降りの実力者も多いが、若さと勢いで別線を制圧する。熊本同士の東矢昇太が上野のガード役だ。落車続きで本調子とは言えないが、すんなり番手を回れるようなら逆転は互角以上だ。ベテランの國武耕二は九州でまとまる。
金澤竜二はS降りで点数最上位の存在だ。復帰戦の1月小松島は優出を逃したが、これから状態を上げていく。自力、番手戦のどちらでも不安はない。前期S級の実績を考えればあっさり勝ってもおかしくない。北日本の追い込みが不在なら東日本で小島歩が連係するかもしれない。
中部勢は下岡優季に山口泰生、山田裕哉らでラインを組んで他地区に対抗する。大久保直也、高田大輔の中四国勢も軽視できない。