豪快に決めるか北津留翼
相変わらず仕掛けを逸すると脆い面はある北津留翼だが、ツボにはまった時の自力攻撃には素晴らしい破壊力がある。昨年は2V含み31勝を挙げていて勝率は3割超。今年は1月松山2着と好スタートを決めている。決勝は坂井洋と取鳥雄が叩き合ったとは言え、バックから仕掛けて前団を飲み込んだ脚勢は圧巻だった。好機に仕掛けられれば単は有力だ。北津留には柳詰正宏が続き福岡ワンツーを狙う。
永澤剛、嵯峨昇喜郎の師弟コンビに佐々木省司とそろった青森勢を重視する手もある。ただ、永澤は昨年末の立川で落車し1月は3場所とも欠場。嵯峨も1月平で落車し次場所を欠場している。参戦の際は初日の動きを見て再評価したい。
近畿勢は藤木裕の機動力に期待がかかる。ランクは2班の藤木だが、10月別府でV、11月佐世保1着など地力はある。自在戦が奏功ならタッグを組む鷲田佳史とともに浮上も。