村上竜が地元で魅せる
地元で村上竜馬が主役の座を譲らない。一時期、腰の具合を悪くし、走り方にも迷いが出ていた村上だが、状態が戻ってキレのある走りを各地で披露している。1月岐阜では強烈カマシで、吉堂将の特班を阻止する完全Vを達成。1着だった8月開催以来の地元戦は、自分のタイミングで一気にスパートしてVを決める。細田純平は、1月松山MN決勝に続き村上マークで逆転を目指す。
対するは磯島成介。前記の岐阜決勝では村上の後塵を拝しただけに雪辱戦だ。村上とはタイプの違う地脚脚質の機動型で、直近の1月川崎MNを含め、通算7Vはダテではない。狙いすましたタテ攻撃でライバルをねじ伏せるか。
幸田望夢もV争いに加わりたい。関東のベテランマーカー陣が勝ち上がってきてラインがしっかりすれば、持ち味の積極策で力を発揮する。