原田研が豪脚発揮
原田研太朗が人気の中心だ。今年はF1シリーズで早くも優勝2回。ここまで4場所で8勝と勝ち星を量産している。2月豊橋の全日本選抜は準決勝で敗退したが、デキは悪くなかった。今シリーズは豪快スパートで他を圧倒しよう。中四国で柏野智典が原田と連係か。近況はパッとしないが、次走に控えている地元の玉野記念に向けて、好感触をつかんでおきたい。
点数最上位は諸橋愛だ。昨年11月小倉の競輪祭では決勝3着で表彰台入り。その後も好調を維持している。杉森輝大はF1クラスで常にV争いを演じている。植原琢也は今年に入ってやや精彩を欠いているが、ポテンシャルは一級品だ。
九州勢は井上昌己に松川高大、荒井崇博と戦力は整っている。井上はまくり兼備のタテ脚に陰りは見られない。松川は強烈なまくりを主武器に各地で善戦している。
福田知也、東龍之介ら南関の追い込み陣の動向も見逃せない。