存在感際立つ村上義

村上義弘 欠場
2月全日本選抜を病気欠場した村上義弘の状態は不安だが、出場なら不動の本命だ。今シリーズは野原雅也という頼もしい目標もいる。自力でも番手でも優勝争いをリードすることは間違いない。昨年10月の当所戦から落車していない野原は着実に状態を上げている。10月開催でも逃げて連勝で勝ち上がるなど動きは良かった。月末に控える地元ビッグに向けて、内容のある3日間にしたい。
村上の優勝に待ったをかけるなら園田匠、岡村潤だ。園田は1月小倉でも優勝するなど鋭いキメ脚は健在。ここも同県の吉本卓仁を目標に差し脚を伸ばしてくるだろう。岡村はスジの目標こそ手薄だが、最近はそれを覆せるだけのデキにあるだけに侮れない。
無傷で記念初優勝の実績があるなど、別府との相性がいい鈴木謙太郎は2月小松島で落車の影響がなければ。