山田英が格上の走り
3月があっせん停止だった山田英明の復帰戦。このあとは地元記念、ダービーが控えているだけに、ここからエンジン全開で格上の走りを見せる。九州スジの援軍こそ不在だが、たとえ単騎になっても優勝争いをリードする存在には違いない。
対するは杉森輝大だ。9月共同通信社杯での落車はあったが、11月競輪祭の復帰以来、順調に立て直している。3月松山記念でも優出するなど、今シリーズ山田と双璧をなす自力型だ。その杉森には柴田洋輔がマーク。地元勢の中心として、意地を見せたいところだ。
上位に同型が手薄で吉武信太朗の先行力も生きそう。落車でピリッとしない濱田浩司にとってもチャンスのあるシリーズだ。山賀雅仁は落車続きの影響がなければ。吉田茂生、柴崎俊光の中部コンビも侮れない。