勝率高い原田研から
今年は快調なペースで勝ち星をゲットしている原田研太朗。3月末までに3V含み15勝、勝率は5割を上回っている。ウィナーズカップの準決では、どん尻からまくり上げて高橋晋の逃げをとらえていて、まくりの破壊力は素晴らしい。今節も十八番の快速まくりでVをものにする。百戦錬磨のベテラン小倉竜二が原田に続く。3月小田原で落車したが、同月松戸はオール2着の準V、4月高知ブロックセブンは坂本健のまくりを差して勝っていて調子に問題はない。
柴崎淳、笠松信幸の中部勢も黙ってはいない。今年は調子を落としていた柴崎だが、徐々に立ち直ってきている印象だ。更に良化すれば好発進を決めて首位に躍り出る場面もありうる。
野口裕史、松谷秀幸、勝瀬卓也、萩原孝之とそろった南関勢も侮れない。松谷は2月奈良記念では平原康の逃げを差して優勝しているだけに、野口が先制なら勝機は逃がすまい。