山口貴の総合力を買う

山口貴弘
今年、既に3Vを飾っている山口貴弘が中心だ。失格や落車があって、今期は7年ぶりの降級となったが、A級では番手でしっかりチャンスをモノにして結果を残している。今シリーズはスジの機動型が手薄だが、タテ脚兼備で問題ない。自在な立ち回りでV争いをリードしよう。
吉川起也、竹内公亮、地元の萩原操と、そろった中部勢も侮れない。吉川は3月大垣の初日特選で、打鐘から飛び出して別線を完封するなど、調子は悪くなさそうだ。手厚い援護を受けて主導権を握れば、中部勢で上位独占もありそう。
まだまだ荒削りな部分はあるが、脇本勇希の一撃も怖い。長い距離を踏んだ時の末に課題はあるが、ダッシュ力はA級トップクラス。タイミング良く仕掛けられれば、チャンスは十分ある。