水谷良が鋭脚を発揮する
スジの機動型は手薄も、水谷良和を中心視する。今期は17年後期以来の降級となったが、A級では好成績を連発。1月久留米では完全Vを達成し、その後も準Vが3回。最終日が中止となった4月立川も、連勝で準決勝を突破していた。今回も持ち前の鋭脚を発揮して、V争いをリードする。3月松阪で落車した山口泰生は、復調して参加なら要注意だ。
上吹越直樹は、3月広島モーニングの初日特選で別線を完封して逃げ切ると、準決勝はまくりで後続を突き放して圧勝した。続く京王閣でも単騎で初日特選を制しているし、好調ムードで一発怖い存在だ。
堅実に優出を果たしている飯田憲司も、仕掛けがツボにはまれば要注意。また、直近4カ月の3連対率が6割を超えている佐伯翔や、復帰戦の3月川崎MNで準V、続く和歌山も連勝で決勝に進んだ吉川嘉斗にも警戒したい。