茨城コンビで上位独占
小畑勝広を先導役に、小林圭介、浦川尊明とそろった茨城ラインが強力。本命には小林を推す。昨年後期はS級戦でも確定板入りが多かっただけに、今期は早くも5Vを達成。早期卒業者の菊池岳に最初に土を付けるなどシビアな運行と差し脚のキレは光っている。先行基本の積極策で売り出す小畑と言う好目標を得たここも勝機は逃さない。仕掛けのタイミング次第では小畑の押し切りも。3月佐世保を3日間逃げ切りで完全優勝した機動力を発揮なら好勝負だ。
地元の岡田征陽が黙っていない。降級の今期は3月当所を制してV3とさすがに各上らしいところを見せている。茨城勢と別になっても、まくりの機動力もあるし、3月当所で目標にした同郷の磯川勝裕や、同じく連係実績ある尾崎悠生が勝ち上がってくればより戦いやすくなる。
小野裕次、岡本英之の千葉コンビもV争いに加わってくる。3月川崎で完全優勝している小野がしっかり中団以内を確保からまくって出れば、4月小松島、静岡を連覇している岡本と一騎打ちとなるケースも。さらに、南関も機動力ある能代谷元、法月成祐の神奈川勢に、深澤伸介まで控える分厚い布陣だ。出方によっては茨城勢も安閑としていられない。