組み立てしっかり佐藤礼
総合力高い佐藤礼文がV争いの中心か。チャレンジでは“勝つ自力”をモットーとし、好位を取ってのまくりを主戦法に勝ち星を量産の佐藤。あっせんが止まったり、開催中止も重なって5月名古屋は3カ月ぶりの実戦だったが、中団から直線一気の差しを決めてVを飾っている。続く6月弥彦MNもらしい走りで準V。ここも流れに乗って鋭脚を披露しよう。
機動力重視で、前川大輔を本命視する手も。出世争いには乗り遅れた前川だったが、昨年来の勢いは凄まじく、115期上位クラスとも互角に渡り合っている。ここも迷わず先手を狙って勝負し、今年4V目を奪うか。
浅見隼、寺沼伊織の東京勢もV候補の一角占める。先行意欲旺盛な両者だが、直前の弥彦MNの決勝では浅見-寺沼で連係した。ヨコも出来る佐藤の動きで力を発揮できなかっただけに、その雪辱もしたい。