地元の松谷秀が貫禄示す
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から移動を最小限するため、今節は東日本の選手だけが参戦する。
地元の松谷秀幸が人気を集める。戦歴は今節トップで、2月奈良記念着では平原康の逃げを差して優勝している。続く3月川崎も着と引き続き好調子を維持していたが、その後は開催中止が続いて2カ月以上競走から離れただけに、不安があればレース勘か。地元勢では福田知也も実力上位の存在だ。4月奈良の初日特選では根田空のまくりを差して三谷竜、佐々木豪らに勝つと、5月豊橋では準V。福田は毎月走っているので順調に来ている。
千葉勢も鈴木裕、海老根恵太、成清貴之と実力者がそろった。鈴木は早い仕掛けは少ないものの、成績は安定していて、今年の連対率は5割超。2月大垣で優勝しているし、5月宇都宮では1着で準決に進出していて調子も良好だ。好機に仕掛けられれば千葉勢で連独占もありうる。
神山拓弥は5月宇都宮記念で準V。地元の意地を見せたが、ここは関東の自力型が手薄で厳しいか。