中部勢VS近畿勢
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、選手の移動を最小限に抑制するため、今節は中部、近畿の選手のみ参戦する。
本命には当所ホームの柴崎淳を推した。今年は低空飛行が続いていたが、3月松山記念2着あたりから自慢のスピードが甦ってきた。自力でも十分に優勝は狙えるが、深谷知広を目標にできるようなら絶好の展開が巡ってくる可能性もある。その深谷は4月武雄記念3着の動きは素晴らしかった。4日間とも先行で勝負していて、単騎の決勝でも積極的に駆けたのは自信の表れだろう。世界の舞台で大活躍を演じているスピードは伊達ではなく、主導権を握り押し切りも。柴崎とは練習仲間の坂口晃輔もここは上位進出のチャンス。勝率は今ひとつながら成績は安定している。
対峙する近畿勢は三谷竜生が大将格だ。今年はS班の座を明け渡したものの、全日本選抜で決勝に進出すると、その後も準決はオール1着で4月奈良では優勝をものにしている。持ち味の強気な自力攻撃で中部勢撃破を目指す。村上義弘、稲川翔、山本伸一ら近畿勢の勢力は中部勢に引けを取らない。