混戦を制すか野田源
選手の移動を最小限に抑制するため「地区内あっせん」となっていて、中四国、九州の選手だけがあっせんされている。
高松宮記念杯に参戦する選手が不在で、実力横一線のメンバー構成。狙いは絞りにくいが、本命には野田源一を推した。今年はまだ決勝では確定板入りがない野田ながら、豊橋全プロ記念の初日は竹内雄の逃げをまくって勝つなど、10勝していて勝率は3割超。強力な先行型が見当たらないここは十八番のまくりでVをものにしよう。豊橋全プロ記念の最終日に野田と連係した坂本亮馬もここはチャンスだ。今年はまだ1勝と勝ち味に遅いが、底力はあるだけに単も望める。練習仲間の津村洸次郎もおり目標には困らない。
持ち味の自力攻撃に磨きがかかった森山智徳にも魅力を感じる。3月立川の準決は逃げて2着、菅田壱を不発に終わらせている。まだS級では優勝が無いものの、好発進を決めれば初Vを達成しても不思議ではない。
中四国勢は自力型が手薄なので苦戦を強いられそうだ。