大利航にV機が到来
混戦模様だが、得意なまくり主体の戦法が板に付いて成績アップの大利航平に期待する。デビューしてから未だ優勝がないものの、前期は93点台の競走をマークと自信を持つスピードには一段と磨きがかかっている。傑出した同型は見当たらないシリーズなら狙い澄ました一撃を決めてくるとみた。S降りの小林卓人が続いて近畿ワンツーが有力だ。
対するは中部勢で、6月大垣MNを完全優勝した加藤寛治と光岡義洋の愛知勢に、山田裕哉、萩原操と多士済々。特に加藤は大垣の初日特選で藤井準の逃げを4番手からひとまくりするなど乗れている。ラインがしっかりすれば先行も視野にレースを組み立ててきそう。また、流れに乗っての差し、まくりという走りがハマって昨年終盤から大躍進の山田の動向も見逃せないし、6月四日市で1・2班戦最年長優勝記録を更新した萩原も再びの地元戦で注目される。
南関勢は石井毅が軸になるが、機動型不足で苦戦を強いられそう。