松坂洋地元Vに一直線
今年は年頭から快調なペースで飛ばしている松坂洋平が本命。2月小倉G3を含め早くも3Vを飾っているし、ウィナーズカップでは着で準決進出、高松宮記念杯では最終日に1勝を挙げていて、ビッグレースでも存在感を示している。好スパートを決めて押し切ろう。渡邉晴智、伊勢崎彰大が松坂に続き南関ラインを形成する。渡邉は7月静岡で堀内俊のまくりを差して久しぶりのVを飾るなど差し脚好調。松坂とは2月小倉G3の準決でワンツーを決めた実績もあり、南関勢で連独占は十分だ。
G1大会常連の小松崎大地も有力な優勝候補。最近は大きな数字も目に付くものの、高松宮記念杯の東一次予選では嵯峨昇の逃げに乗って勝ち星をゲットしているし、当所は4月に走って着、連日自力で好走した。好機に仕掛けて主導権を握れば勝ち負けに持ち込める。
池田勇人、植原琢也の埼玉コンビも忘れてはならない。3カ月半ぶりの実戦だった7月松戸は動きが重かった植原だが、この開催までには上積みが見込めるはず。植原が好発進なら池田に出番が巡ってくる。