仕掛け豪快な佐々木悠
ここは佐々木悠葵の機動力に期待だ。3月西武園での落車はあったが、開催自粛の間にきっちりと立て直し、再開後は6戦で2Vの活躍。完全優勝した7月高知では決勝でバンクレコードに0秒1迫る13秒3の好タイムを叩き出している。関東の援軍は手薄だが、7車なら個の力で優勝争いをリードするだろう。
渡邉直弥も機動力好調。7月平塚では準決勝でシンガリ負けを喫したが、今年ここまで2Vと春先から急成長を遂げた。ベテラン高木隆弘も堅実で、渡邉や東で佐々木を目標にできそうな今シリーズはチャンスだ。
地元の田中勇二も前期S級の実力者。降級初戦の7月小倉MNでも決勝2着と目標のあるレースでは安定しており、ここも力を付ける藤井將と組んで他地区の強豪を迎え撃つ。
S級終盤に調子を戻してきた戸田康平、タテ脚好調な高市訓但の四国コンビも侮れない。