橋本瑠がパワー全開
豊富な戦力を誇る九州勢がV争いをリードする。ラインをけん引するのは橋本瑠偉だ。113期在校1位の逸材。その素質がようやく開花し始めている。今期は初戦の7月久留米で準V、続く別府は優勝と波に乗っている。今シリーズも持ち前のパワーで別線を一蹴しよう。地元の西田大志は格上位の追い込み型だ。橋本の番手なら逆転は互角以上だ。底力ある小野俊之も侮れない。
東日本の遠征勢では酒井雄多が注目株だ。S級戦は度重なる落車のケガに苦しんだが、調子は上向いている。高速バンクならスピードが生きる。吉原友彦や齋藤和伸ら実力者の動向も見逃せない。
成長著しい田尾駿介、降級初戦の玉野MNで地元Vを飾った櫻井太士の中四国勢もV候補に挙げられる。