地元Vは譲れぬ山田英
地元の山田英明が必勝を期して参戦する。山田は位置取り重視の自在戦が冴えていて、ビッグレースでも存在感を示しているだけに地元のF1戦で優勝を譲る訳にはいかない。サマーナイトは着、優参は成らなかったものの2連対。予選は先制した寺崎浩、村上義の3番手を確保、最終日は追い上げて脇本雄の番手を稲垣裕から奪い取った。後手を踏まされる可能性は低いので、信頼性が高い本命だ。
山田に土を付ければ原田研太朗だろう。今年は小松島記念を含み4Vを達成している。45走して21勝、46・6%の高い勝率を誇っている。仕掛けを逸すると脆い面はあるものの、快速まくりを炸裂させてのVゲットは考えておきたい。小倉竜二は高松宮記念杯の西日本二次予選では河端朋の逃げを差して快勝すると、7月小松島記念は着。チャンスが巡ってくればものにできる状態にある。
坂本健太郎、田中誠、北津留翼、大坪功一とそろった福岡勢はどう出るか。久留米と小倉でラインを2分する可能性もあり、動向には注目したい。