実力群を抜く嘉永泰
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嘉永泰斗
S級特進をかけた7月武雄MNは1着と無念の結果に終わった嘉永泰斗。決勝は特進を意識し過ぎたのか、安全運行が裏目に出た印象だったが、直線の脚勢は際立っていた。今年の成績は素晴らしく、24走して4V含み16勝、2着6回で連対率は驚異の9割超。今シリーズの上位陣は他に自力型が少なく、思い通りのレースを演じて押し切ろう。同県の徳永哲人、田中陽平が嘉永に続き熊本ラインを形成する。両者ともにタテに踏めるが、今の嘉永を逆転するのは難しいか。
岡山勢は藤田昌宏、高嶋一朗、高津晃治ら追い込み型ばかり。徳島勢も伊藤大彦、増田鉄男とやはり機動型が不在。嘉永の番手は大渋滞になる可能性があるだろう。