パワー先行野口裕を指名
重戦車を彷彿させる怒涛の先行で他の自力型をねじ伏せている野口裕史。今期は16走して8勝を挙げていて、勝率はジャスト5割を誇っている。未だにS級では優勝経験がないのが不思議だが、今節のメンバーなら主導権を握って押し切るとみて中心視した。タッグを組む齊藤竜也は差し脚好調。7月松戸では初日特選を勝つと、8月函館G3は1着と2勝を挙げている。南関ワンツーは十分だろう。
持ち味の自力攻撃に磨きがかかった長島大介から狙う手もある。8月取手は3日間逃げて着、オールスターでは選抜戦ながら1勝を挙げている。好スパートを決めれば押し切る場面も大いにありそうだ。
追い込み型ではビッグレースでも活躍している佐々木雄一が怖い。今年は参戦した大会すべてで連にからんでいる。8月福井着では渡邉一の逃げを差して優勝しており、好位置占めればあっさり勝ってもおかしくない。