走りに切れある渡邉一
スピードあふれる渡邉一成の機動力に期待だ。オールスターでは一次予選で敗れたが、シリーズ2勝の活躍。最終日には名古屋のバンクレコードに並ぶ10秒4の好ラップで前団を飲み込んだ脚は好調そのものだ。高橋陽介、佐藤和也を味方に切れ味鋭い仕掛けを見せるか。藤根俊貴も勝ち上がって一枚岩で結束なら強力な北日本ラインが完成する。
南関勢は田中晴基、山賀雅仁の動ける千葉コンビが軸になる。田中はバンク練習が再開されてから復調一途。オールスターでは3度の確定板入りを決めている。山賀もまくり兼備にタテ脚好調。気がかりなのはオールスターで落車した影響だけだ。東龍之介もオールスターで落車しているが、南関勢には欠かせない力を持った追い込み型だ。
金子哲大、坂井洋に鈴木謙太郎と関東勢には機動型がそろっている。相手は強力だが、うまくまとまって北日本、南関勢を迎え撃ちたい。