戦力充実の近畿勢から
層の厚い近畿勢がV争いをリードする。ラインの主軸を担うのは木村直隆だ。今期は1年ぶりのA級戦。初戦の7月和歌山は準V。その後もコンスタントにV争いを演じている。今シリーズは佐山寛明、伊藤歩登と機動型がしっかりしている点が心強い。展開有利にチャンスをモノにしよう。佐山は7月向日町で1・2班戦初優勝を達成。徹底先行のスタイルで着実にパワーアップしている。玉手翔は近畿でしっかり連係して直線勝負にかける。
南関勢は巴直也がラインをけん引する。今期は初戦の地元川崎でVスタート。その後も好調を維持している。堅実な小島歩が同県の巴をサポートする神奈川コンビにも警戒。
中部勢は岩本和也がシリーズトップの競走得点を誇る。57歳の萩原操の走りにも注目が集まる。両者とも機動型が手薄の不利をどう克服するかがポイントになる。