金子幸が特進を決める
激戦必至のメンバー構成も、特進がかかる金子幸央が中心だ。落車や失格で今期は降級となったが、やはりA級では一枚も、二枚も力が違う。8月取手からの5場所は15走中、14勝。今回が今期2度目の特進をかけたシリーズになる。短走路のここは、積極策も視野に入れてS級へ返り咲きを決める。また、関東勢には10月青森で完全Vの菊池岳仁もいるので、決勝で連係できれば金子の優勝のチャンスも広がりそうだ。
同じくV連発中の金野俊秋も侮れない。6月小田原で優勝してからは、6場所中5Vと準V1回。さらに、9月弥彦MNの初日特選では、今回も一番のライバルとなる金子を不発にするなど激走を披露した。今回もパワーあふれる仕掛けで別線を圧倒する。法月成祐や中井達郎が援護して逆転を目指す。
今期、10月弥彦までに3Vを飾っている竹山陵太や、力を付けている磯島成介の北日本勢も要注意。坂口卓士は落車の影響なく参加なら見逃せない存在だ。