篠原龍の機動力が一枚上
A級では力が違う篠原龍馬を中心視する。今期はここまでに5場所走って、V1回と準Vが2回。S級でも随所に白星があった機動力で別線を圧倒している。今回も機動力は一枚上の存在でV候補だ。
格が違う石丸寛之も侮れない。今期はデビュー以来のA級となったが、ここまでの4場所は全て決勝に進出。9月防府では、117期在校7位の松岡辰を最終バックから一気にまくって優勝を飾った。今回は藤井將を好操縦して鋭脚を発揮する。
徳永哲人、興呂木雄治、園田鉄兵に加えて、ルーキーの伊藤旭までそろった熊本勢も怖い。伊藤は7月の本デビュー後、6場所目の9月防府で特班。今回が初めて1・2班戦となるが、持ち前のスピード発揮なら十分、上位で戦えそうだ。他のメンバーも自力兼備でラインは強力なので、伊藤が積極的に仕掛けてラインを上位に導く。九州では城戸崎隆史にも警戒したい。