自力攻撃冴える北津留翼
最近の北津留翼は持ち味の自力攻撃に凄みを増している。8月広島、9月防府を連覇すると、共同通信社杯は1着と2連対。一次予選では松浦悠を撃破する金星を挙げた。その後も勢いは相変わらずで、10月京王閣記念1着、11月四日市記念2着と連対ラッシュ。直近4カ月の連対率は66・6%を誇っている。いつも通りの自力攻撃で別線をねじ伏せよう。大坪功一、小川 勇介、松尾信太郎ら今節は小倉ホームの実力者がそろっている。中でも大坪は7月小松島記念の予選2、8月武雄の予選ではいずれも北津留の逃げを差してワンツーを決めた実績がある。
久米康平、湊聖二、室井健一の徳島勢も侮れない勢力だ。今期はまだ決勝に乗れていない久米だが、共同通信社杯で準決進出、7月小松島記念、8月函館G3、11月防府記念でも準決に駒を進めていて、Gレースでの善戦が目立つ。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば北津留を不発に陥れる場面もありうる。