総合力優る山口敦
来期には初のS級昇格を果たす山口敦也の総合力が上位だ。今期はここまでVこそ8月広島の1回のみながら、持ち前の突進力を発揮して、常に主役クラスの活躍をみせている。仕掛けは早くないものの、他地区の同型が手薄なシリーズ。ここぞとういうタイミングで放つまくり、カマシのタテ攻撃をズバっと決めてこよう。九州の連係はやや流動的ながら、降級の今期はV1、準V2回など安定感が高い高木和仁が山口を追走か。
九州勢を脅かすなら、石井洋輝が軸になる北勢だろう。チャレンジ卒業までに1年近くかかったものの卓越した機動力は1・2班戦でも猛威を振るっている。9月弥彦では新鋭・青野将をひとまくりしてV、10月西武園は3日間逃げて1着。三澤康人らを連れて別線完封劇は十分だ。
久樹克門も行きっぷりのいい選手。番手を回る近藤誠二がしっかり勝機をモノにするケースも。