Vラッシュの加藤寛
絶好調の加藤寛治が主役を務める。今期はここまで9場所で優勝7回と文句のつけようがない成績。タテ脚が冴え渡っている。伸び盛りの若手機動型がそろった今シリーズも力でねじ伏せよう。愛知同士の富永益生、ベテランの舛井幹雄が加藤とラインを組む。
ルーキーの土生敦弘はまだ底を見せていない。9月に特別昇班を果たすと、1・2班戦2戦目の10月松阪、直近の11月福井で強豪相手に完全優勝を決めた。持ち前のダッシュ力を生かした攻めで加藤に対抗する。大阪同士の原田隆、地元の中野智公にとっては気合の入るシリーズだ。百戦錬磨の中村一将の走りも見逃せない。
東日本の遠征勢にも松坂侑亮や福田滉ら将来を嘱望される若手が控えている。