混戦も九州勢に期待
混戦模様も九州勢に期待する。ラインを率いる利根正明は、今期に入って復調ムード。堅実に決勝にコマを進めているし、9月別府MNでは一昨年6月富山以来の優勝を飾った。今回は小林弘和や國武耕二を連れてV争いをリードする。降級の小林はさすがの安定感。1月からは再びS級で、そこまでに1回は優勝が欲しいところで勝機は逃さない。
四国勢の軸となる近藤誠二は、11月高松の落車後は欠場しているが、ここまでに復調して参加なら見逃せない存在だ。積極策な仕掛けが目立つ久樹克門や、特班組の犬塚貴之らをアシストして鋭脚を発揮しよう。中四国で連係するなら、タテ脚ある石丸寛之も要注意。
来期S級の樋口開土は、11月平塚で今年4V目をゲット。決勝は番手まくりの関根健らを後方から豪快にまくり切り、後続を突き放して快勝した。勢いがあるので今回も一発に期待できそう。また、好調をキープしている亀谷隆一や、攻め幅広い宇佐見裕輝にも警戒したい。