神奈川トリオが中心
神奈川勢を中心視する。佐々木龍は19年から20年にかけて約6カ月間の欠場があった影響もあり、今期は降級となったが、10月松戸で復帰後初優出や、12月川崎でも優出するなど、S級で随所で活躍した。G1でも白星を挙げる実力者なので、A級では一枚上の存在だ。新年初戦の今シリーズから結果を残して勢いをつけたい。その佐々木が目標にできそうなのが、ルーキーの青野将大だ。A級1・2班戦初戦の8月小田原でいきなり完全Vを飾ると、その後も白星を連発している。さらに、タテヨコできる自在な出澤拓也も加わって、ラインで上位独占を目指そう。
対する関東勢も強力だ。ホームの菅谷隆司は、12月小倉で菊池岳の番手から鋭く抜け出して20年2度目のVを飾った。今回も、先行基本のレースで優出が増えている尾崎悠生や、松永将、須賀和彦の援軍も充実している。ラインがしっかりできれば、菅谷の地元Vにも期待できそうだ。
北日本勢は、佐々木孝司と川津悠揮を中心にV争いに名乗りを上げる。