新鋭・青野将が豪快に
S降りの強豪もいるが、117期のスター候補の青野将大がVには最も近いだろう。チャレンジを3場所で卒業した青野は1・2班戦でも目覚ましい活躍ぶり。常に優勝を争っており、10月京王閣のルーキーシリーズプラスでは山口拳をも破っている。当所は10月に走っていて、決勝は佐々木悠の特進を阻止する先行策に出て7着。アマチュア時代から競技で鍛えた強地脚と持ち前のレースセンスで、先行でもまくりでも狙い澄ました一撃で今度は結果を出す。降級の佐藤和典はさすがにかつての差し脚は望めないが、青野の仕掛けに食らい付いてワンツーを決めたい。
前期は競走得点100点とS級で存在感を発揮した平沼由充からも注目したいところ。前期3Vと底力ある磯島康祐が主導権を握る展開なら、好ガードから抜け出す場面は十分だろう。
井上嵩、太田剛司、後藤彰仁の中部勢が侮れない。寺沼拓摩が力を付けているだけに、関東勢にも出番はありそう。石口慶多はラインの援軍手薄の不利を覆せるか。