強豪そろうも地元横関裕で
上位はS級で通用していたような選手ばかり。激しいV争いとなりそうだが、横関裕樹、猪俣康一、西浦仙哉の機動型に、追い込みには坂上樹大、宮越大、土岐幹太と粒がそろった中部勢に期待。地元の横関は1年でA級に逆戻りとなったものの、まくり主体のタテ攻撃はS級でも通用していて、8月富山、10月和歌山はともに勝ち上がりを連勝して決勝に進出するなど随所でヒットを飛ばしていた。勢いがある中での降級だけに、今期もやってくれそう。01年後期以来のA級となる格上の坂上も目標多いここから好スタートを切りたい。
対する近畿勢は中川勝貴と佐野梅一が軸。前期の競走得点が104点と断トツの中川は無条件で本命に推してもおかしくない実力者だが、追い込み型に転向しての好成績だ。井坂泰誓、岸川哲也の大阪勢との連係から差し脚を伸ばすのか、A級では自力も含めた自在戦でレースを組み立ててくるのかまずは注目したい。