地元の森川康に期待
地元の森川康輔を中心視する。A級だった昨年の前期は、3月伊東の落車以降レースを走れなかったが、S級に昇級した後期は8月松阪から復帰して2着と、いきなり2連対。その後も予選や同格戦で白星を重ねて、通算9勝をマークした。新年初戦の今シリーズはS級クラスの機動力を発揮して地元Vを飾る。上田隼がアシストして地元ワンツーを目指そう。昨年後期は全ての開催で優出して2Vをゲットした愛敬博之の鋭脚も見逃せない。
対する近畿勢も強力だ。ルーキーの土生敦弘は、A級1・2班戦で8場所中3V。持ち味のスピードで白星を連発している。また、同県の佐川翔吾も昨年後期は4Vを飾っていて、A級では一枚上の存在だ。自力型の大阪両者で連係できれば、中部勢にも十分対抗できる。まくり鋭い小谷実にも注目だ。
S降りの古屋琢晶に、堅実な小橋明紀、中曽直彦らがそろう東日本勢も軽視は禁物だ。