北川大に期待も接戦
各地区の戦力は拮抗したシリーズだが、北川大五郎、佐野梅一が軸の近畿勢に期待したい。本命の北川は前期最終戦の12月豊橋を完全V。特選、決勝は番手を回っての差し切り勝ちだったが、準決は豪快にカマして後続を7車身千切っている。ここも流れに乗っての一撃で決着を付けるか。6年ぶりのA級戦となる佐野もまずまずの今期スタートを切っている。北川が主導権を奪う展開なら連は外せない。
松山桂輔、愛敬博之、朝日勇の愛知勢からも狙えそう。降級初戦は優参に失敗した松山だが、初日特選は鋭脚を発揮して勝っていて調子に問題はない。いつでも自力で仕掛けて出る準備もしており、かみ合えばラインを上位独占に導ける。
援軍はやや手薄も、自在な攻めで好走が続く菅谷隆司も有力なV候補。照井拓成、小橋秀幸らの北勢まで横一線だ。