強気に攻める古性優
躍動感あふれる自在戦で存在感を示している古性優作が本命。昨年はGレースでの優勝には手が届かなかったものの、ウィナーズカップ、オールスター、競輪祭とビッグレースで優参3回はトップレーサーの証しだろう。今年初戦の1月岸和田記念in和歌山では着と決勝は外すも動きは悪くなかった。F1戦で主役は譲れない。地元の山本伸一は自力主体の競走だが、古性と一緒なら前を任せるか。昨年は10月松戸でG3初Vを達成、高松宮記念杯、オールスターで準決に進出などG1でも活躍した。
底力なら菅田壱道も引けを取らない。昨年は3月久留米G3を含め6Vを飾っている。レースの組み立ての幅は古性に譲るが、トップスピードなら優っている。1月立川記念は欠着と元気がなかったのは気になるが、好スパートを決めれば勝ち負けに持ち込んでも不思議ではない。
不破将登、川口聖二、皿屋豊と自力型がそろった中部勢も侮れない勢力だ。