出走なら松岡泰で断然
松岡泰辰は20年最終戦の12月別府でS級に特進を決める可能性があるが、出走なら不動の本命となる。400走路で上がり10秒台のタイムも叩き出せるスピードレーサーながらカマシ、まくりだけでなく押さえて駆けても強さを発揮できる総合力の高さは図抜けている。初の長走路も問題にしないだろう。松岡と一緒なら中村健志にもVチャンス。前期の終盤戦には連対を増やしており、調子を上げての降級だけに今期は楽しみだろう。また、九州では、7場所連続優参中の立部楓真もV候補に挙げられる。強地脚の持ち主で、ここも先行力を発揮するする場面があるか。
S級でも通用していた快速を誇る掛水泰範が九州勢ペースを許さない。タイミング良く仕掛けられれば、中四国勢から優勝者が出ることも。
強烈ダッシュを生かした中釜章成のタテ攻撃もA級では再び猛威を振るおう。降級初戦から結果を出して波に乗っていきたい。