S降りの実力者がそろう
新年のミッドナイト開催は、この小倉から始まる。S降り選手の実力の見極めは必要だが、堀僚介が本命に推すには最も相応しい存在だ。失格点があって今期は再びA級に逆戻りとなったが、“1回切って来なかったら駆けるし、来たら出さすか考えて”を基本スタイルに、前期S級でもコンスタントに連対していたほど。近畿の援軍が手薄なのはウィークポイントとなるが、戦況を見極めて好機に発進ならVを獲れる。
01年以来のA級となる松本大地が軸の九州勢を狙ってもいい。売り出し中の新鋭・緒方将樹、前期S級でも散発的に1着を取っていた瀬戸晋作と目標はそろっている。さすがにかつての差し脚は望めないにせよ、展開が向けばしっかりモノにしよう。
宗崎世連の一気攻撃もA級なら常に主役を張れるレベルだし、泉谷元樹、堀兼壽を擁する中部勢も伏兵には止まらない。