格上の岸澤賢を指名
格上の岸澤賢太に、和田禎嗣、牛山貴広、佐藤学らの関東勢を重視する。デビュー直後の07年後期以来のA級となった岸澤だが、昨年も11勝をマークしていたように脚は落ちていない。“A級のレベルの高さに驚いた”と話しながら2戦目の1月久留米は着で決勝に勝ち上がっているあたりはさすがの貫禄。自力基本に何でも出来る強みを発揮して、混戦を断つ。
松坂侑亮、高橋隆太らの南関勢からの狙いも面白い。前橋は初出走の松坂だが、短走路は何度も経験しているし得意。12月松戸では単騎戦ながら流れに乗っての豪快なまくりで後続を千切って優勝もしている。直近の1月小倉は松本秀を突っ張っての先行策で決勝3着と好調を保っているだけに、先行でもまくりでもタイミングを逃さずにいければ勝てそう。
小笠原光、佐藤愼太郎らの北勢も見逃せない。小笠原は1月末に当所を走ったばかりで、決勝は逃げて2着に粘り、佐々木堅のVに貢献している。好印象の走路で再びヒットを飛ばすか。