鋭脚松田治に好目標
本命に推した松田治之は、46歳のベテランながらまくり兼備の差し脚に陰りは見られない。ここ5場所は2Vを飾っていて、1月向日町の決勝は逃げた小笹隼を早めに交わした西谷岳をさらに交わした。ここは清水剛志を目標に勝機を見い出す。その清水は11月和歌山で落車し1カ月半欠場。復帰後は今一息だが、そろそろ上向いてくるか。好調時の脚勢なら主導権を握って押し切りも十分にある。
西浦仙哉、愛敬博之の中部勢も互角の戦い。西浦の機動力は年齢を感じさせず、ここ5場所の準決はオール連対、準Vが2回ある。好スパートを決めれば中部ワンツーも。
戸田康平、久樹克門、犬塚貴之と自力型がそろっている四国勢も侮れない。