地元の小笹隼が主役
S級では一般戦で時おり連にからんでいた程度の成績だった小笹隼人だが、さすがにA級では機動力上位。1月岐阜着の決勝は、3番手キープからまくって2着以下を2車身引き離している。「S級ではボロボロだったけど、自力で勝てて良かった」と手応えをつかんでおり、好機に仕掛けて主導権を握り押し切る。京都勢は小谷実、内山貴裕の同門コンビに山崎光展とそろっている。小笹は元京都籍なので、好連係を決めての近畿ワンツーは大いにありそうだ。
福田滉の単にも食指が動く。成績には波があるものの、昨年10月大宮で3連勝、11月平1着など随所でヒットを飛ばしている。仕掛けがはまると大駆けも。
格上の望月裕一郎も「A級なら自力も出さなくては思っている」と意気軒高。動向から目が離せない。