乗っている水森湧
117期勢の中でも水森湧太、藤田周磨の力比べ。最近の勢いを考えれば水森が本命に推すには最も相応しいだろう。9月の落車失格を除けばデビューから順調で、12月立川、1月前橋MNでは完全優勝を飾っている。立川では藤田、前橋は菅田謙仁、秋本耀太郎と今回も対戦するライバル達を破っているのだから言うことない。卓越したダッシュ力を生かして先行、まくりと適宜使い分けており、ここも流れに応じた仕掛けで決着を付ける。
藤田は11月宇都宮MNで完全優勝した後はVがないが、快速カマシ、まくりには威力がある。恵まれた練習環境の下で着実に力を付けており、組み立て次第では逆転があっていい。
松本一志、秋本も自分の形に持ち込んだ時の強さは負けていない。特に先行一本で勝負している秋本はこのシリーズのキーマンとなる可能性もありそう。
そろった117期勢をまとめて破るなら菅田しかいない。前記の通り、水森には負けているが、1・2班戦でも一発あった機動力はチャレンジなら一層輝きを増す。新人相手でも機敏に立ち回ってのタテ攻撃は脅威となろう。