古屋琢に期待も混とん
実力互角のメンバー構成で狙いは絞りにくいが、自力攻撃の破壊力なら古屋琢晶が一番だろう。昨年後期のS級戦は同格戦で好走していたし、今期のA級戦では逃げとまくりを使い分けて2場所で3勝を挙げている。関東スジで石川裕二が古屋とタッグを組む。両者は昨年10月青森のS級予選で連係していて、鮮やかにまくった古屋を石川が差してワンツーを決めている。
地元の今野大輔も有力な優勝候補だ。昨年後期のS級戦は落車が多く波に乗れなかった印象だが、好スパートを決めたときは連にからんでいた。ホームバンクで仕掛けどころは心得ているだけに、機動力を遺憾なく発揮してのVゲットもありうる。
魚屋周成の単にも魅力を感じる。昨年の11月は2V、ここ3場所もオール優参と一時期の低迷からは抜け出している。主導権さえ握れれば好勝負に持ち込める。