そろいにそろった地元勢
折り合いが難しいが、115期の強力機動型がそろった地元勢から優勝者が出そう。本命は武田だ。安定感はピカイチな反面、決勝となると勝ち切れないという課題をなかなか克服できずにいたが、3月伊東では弟弟子の山本勝を利して優勝を手にしている。ここは一転して寺沼拓摩、鈴木薫の当所ホーム組の前回りを買って出る可能性があるが、元々が徹底先行で売っている選手だけに何の不安もない。好機にスパートして押し切るか、最低でもラインでの上位独占に導きそう。寺沼を本命視しても良さそう。同じく3月前橋MNで完全優勝を決めたばかりと勢いがある。決勝は単騎戦となったが、6番手まくりで圧勝と抜群のスピードを披露。地元勢の作戦はどうあれ、やはり有力なV候補となる。また、連日好位回りが期待できる大矢将大、坂本将太郎も連の対象から外せない。
地元勢をまとめて破るとすれば引地正人、佐々木吉徳、佐藤愼太郎の北勢か。中でも引地は3月奈良MNをまくりVと改めて破格のパワーを見せ付けた。ここも仕掛けがツボにはまれば一発ありそう。
篠原龍馬も魅力ある存在だ。今年は決勝を外していないように調子の波が少ないし、ベテランながら若手相手でもここと言うタイミングで動いてくる勇気がある。軽視すると痛い目を見そう。