櫻井祐が強敵を倒すか

櫻井祐太郎
12月名古屋から一度も確定板を外さず、5V、準V1回、決勝3着1回の櫻井祐太郎の機動力が抜けている。ここの前には現S級の石原颯らを押さえて超ハイレベルな117期ルーキーチャンピオンレースにも出場する精鋭は長い距離を踏み切れる強地脚の持ち主。北日本の援軍はやや手薄だが、ラインができればしっかり主導権を握って当所初Vを目指す。
格上の佐々木龍を本命視してもいい。10月当所2着などS級でも結果を出している中での降級とあって5場所で4Vの凄まじさだ。格清洋介が決勝に乗ってきて番手戦もあるが基本は自力勝負。得意な7車立てでA級なら位置取りにこだわらずタテ脚で勝負。スピードの違いを発揮して、あっさりのケースもあろう。2月川崎に続き、チャレンジを走る和紀とアベック優勝なるか。
さらに堀僚介もV争いに参戦。ここまで降級6場所を走ってV2。A級では勝つ競走に徹していて、特にまくりのキレには定評があるところ。やはり仕掛けがツボにはまれば怖い存在と化す。
鈴木謙二、柿沼信也の埼京コンビもともに今期に入ってから優勝がある。勝負所で後方に置かれなけれなければ勝機はあろう。