地元V狙う渡邉雄
昨年10月立川に、復帰戦の1月静岡と落車が続いた渡邉雄太だが、静岡での落車は大きな影響がなさそう。2月武雄、3月西武園で優出するなど、走るごとに感覚を戻している印象で地元のここでは負けられない。自力でも優勝争いの中心だし、今シリーズは同県の望月一成もいる。望月は2月別府でS級初優勝を飾るなど近況好調。静岡コンビに堀内俊介、福田知也もいる南関勢は強力だ。
南関勢を破るなら川口聖二、志智俊夫の岐阜コンビだ。最近の川口はF1でも準決勝が壁になっているが、状態自体は悪くない。昨年6月には優勝も飾っている伊東で、そろそろ流れを変えたいところ。志智は2月奈良記念で落車した影響もない。全日本選抜から下ろしたフレームが馴染んでくれば、ここも鋭いキメ脚を発揮してくれそう。
関東勢は2月平記念決勝で落車した隅田洋介が出場するかが微妙。神山拓弥、神山雄一郎の師弟コンビに柿澤大貴がどう戦うか。